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幻影師アイゼンハイム [映画 カ行]

原題 「The Illusionist」
2006年 米・捷(チェコ)

幻影師 アイゼンハイム [DVD]








で、イリュージョンのネタは明かされないの?

ソフィとの恋を引き裂かれてから、各国を巡って奇術の腕を磨いた、幻影師アイゼンハイム(エドゥアルド・アブラモヴィッツ)。
引き離されてからも、ずっとアイゼンハイムを思い続けていた公爵令嬢、ソフィ・テッシェン。
手品大好き。野望もあるが分をわきまえており、アイゼンハイムを気にかけてくれる、ウール警部。
父の退位を画策し、過去に女性を暴行殺害したとの噂がある。ソフィと婚約しようとしている、皇太子レオポルド。

少年、少女時代の2人が微笑ましかった。役者さんも可愛い☆
当時のソフィの願いを実現しようと、アイゼンハイムは頑張ったのかな?

劇場閉鎖後の、薬が出てくるシーンで、「ロミオとジュリエット」=仮死状態はすぐに浮んだのに、まんまと騙された(笑)
しかも、ウール警部が脈の確認とかしていた時に、ソフィの指が柔らかくて、あれっ?死後硬直は!?とか思ったのに!

しかし、尾行が分かっていて、往来でキスするのは、不用意だよね。

レオポルドは、国の為に!と1人頑張っていた部分もあったのかな?
その辺は描かれていないから、彼の中だけの正義だったのかも知れないけど。
ソフィの件に関しては、上手く利用された被害者と言えなくも無い。最も、同情できるような人物像では無かったけどね。

ウール警部は、良い人だった。
出世をあきらめて、それどころか左遷(下手すれば、投獄や死刑もあるだろうに)覚悟で主君を諌めたよ。
だから知りたがっていた、「オレンジの木」のノート貰えたのかな。良かったね。

ちなみにラストは、ウール警部の想像じゃなくて、本当に2人は逃げおうせたんだよね?
ありがちだけど、この物語ではハッピーエンドが合っていたと思う。
映画の雰囲気や音楽も良かった。

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