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湖のほとりで [映画 マ行]

原題 「LA RAGAZZA DEL LAGO」
2007年 伊

湖のほとりで [DVD]






親子の様々な関係

妻の認知症と娘の学校生活、皮膚炎にも悩まされる、気むずかしいジョバンニ・サンツィオ警部。
湖のほとりで殺されていたが、脳腫瘍に冒されて、余命幾ばくもなかったアンナ・ナダル。
工員だが仕事が面白くないと欠勤している、アンナの恋人、ロベルト・ビアジュッティ。

義理の娘は蔑ろ、実の娘アンナだけを溺愛する、やもめのダヴィデ。
アンナの異父姉妹で、学生のシルヴィア。
3歳の息子アンジェロを亡くしてから、離婚したカナーリ夫妻。

村の皆から「無害」と思われている、ウサギ好きで父親を怖がっている、マリオ。
ジョバンニの1人娘で、少々不登校気味の、フランチェスカ。

殺人事件と、それを追う警部の家庭事情が、それぞれ描かれる。
衝撃的なシーンもアクションもなく、全体的に静かな映画だった。

合意の上の殺人でも、手にかけた方は罪に問われたよね?
アンナは、余命のない自分の命は惜しくない、だから自分を殺させ、
同時にアンジェロを見捨てたことも、犯人の心に刻ませようとしていたのか・・?

殺人事件を通して、人間関係や、身近な人にも言えない悩みを抱える様を見せたかったのかな?
それにしても、登場人物が多くて、関係の把握も大変だった(笑)

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魔法にかけられて [映画 マ行]

原題 「ENCHANTED」
2007年 米

魔法にかけられて 2-Disc・スペシャル・エディション [DVD]






ディズニー(アニメ)のキャラクターが現実(実写)に!

発想が面白くて、期待していたけど、ストーリーにはガッカリ。
ディズニーだから、主人公の弁護士ロバートとヒロインのジゼルが結ばれるのはお約束としても、
あれでは、二人の為に余った者同士、幸せになってねって感じで、
エドワード王子と恋人のナンシーが可哀想・・・

主人公が子持ちの場合、子供が好きになった方と結ばれるのもお約束か。

アニメのリスのピップが、実写世界に来ると話せなくなるところとか、芸が細かい!
でも動物はともかく、虫は実写で仲良くされても困ります(笑)

オープニングとエンディングが凝っていて好み。

あと、カーテンでドレスを作れるジゼルはすごいと思った(笑)

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ミラーズ [映画 マ行]

原題 「MIRRORS」
2008年 米

ミラーズ (完全版) [DVD]








ストレスを抱え、薬を多量に摂取したベンの、頭の中の出来事だったりして?

元NY市警で薬を服用しながらも社会復帰の為、警備会社に勤めだした、家族第一主義のベン・カーソン。
子供達が大事で、何かあれば勤務中でも駆け付ける、ベンの別居中の妻、エイミー。

同棲相手かと思いきや、ベンの妹で、酷い扱いを受けた、アンジェラ。
ソバカスと、部屋に貼ってあるアニメポスター(笑)の印象が強い、ベンの息子、マイケル。
これといった特徴の無かった、ベンの娘、デイジー。

少女時代、悪魔にとり付かれていた、アンナ・エシィカー。
仲が良かったのか、何かと捜査に協力してくれる、ラリー刑事。

鏡の中だけに見える女性とか、もっと鏡の中の世界が核になるかと思いきや、そうでもなかった。
でもオープニングとか、鏡が爆発するシーン、デパートの内装など、映像が綺麗だった。

面識も無く、ベンが就職するよりも前に亡くなっていたはずの前任者が、どうしてベンに手紙を送れたのかな。
あれは、死者からの手紙?それとも前任者は、予知能力持ち?(笑)

ベンは、家族の為なら、いっそ清々しいほど他人には一切配慮無し(酷)
そもそも、悪魔が出てきたら、家族も含めて世の中大ピンチになるんじゃないの?
そして、悪魔は上から崩れた天井が降ってきたくらいでは、死んで無いと思うが・・

最後、鏡の中に捕らわれたけど、では鏡の中のベンは、どこにいったのかな?行方不明?
それとも入れ替わるの?あ、でも入れ替わったら向こうに映ったベンが、ニヤっと笑ったりするかな。
そうすると、あの大鏡に映った「手形」は、鏡の中から出てきたい悪魔ではなくて、鏡に入ってしまった人々?

ラストは可哀想だけど、アンナお婆ちゃんに酷いことしておいて、ハッピーエンドだと後味が悪い気がするから、
映画としてはあれで納得。

1番の被害者はアンナ、2番めは妹のアンジェラかな。
アンジェラは、「鏡なんて~」と言ってしまったから、鏡(の中のもの)が怒ったのかも?

ところで、ベン役のキーファー・サザーランドさんは、「24 -TWENTY FOUR-」のジャック・バウアーだったのね!
CMとかしか見てないから、全然気が付かなかった(笑)

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マックス・ペイン [映画 マ行]

原題 「Max Payne」
2008年 米

マックス・ペイン (完全版) [DVD]








あれだけ独断専行して、免職にならないのが不思議だ

妻子を殺され、周囲を顧みず単身捜査を続ける、未解決事件班の、マックス・ペイン。
エーシル製薬会社に勤めていたが、ある研究の紛失書類を見つけた為に殺された、マックスの妻、ミシェル・ペイン。

薬の副作用か、汗をダラダラ掻いているのが気になる、顔にタトゥーのある元軍曹、ジャック・ルピーノ。
手に翼さのタトゥーがある、薬物依存症状態の美女、ナターシャ。
ナターシャの姉で、マックスに手を貸すようになった、サックス。

マックスの父の元相棒で、息子のように気にかけている、現在はエーシル製薬会社役員の、B.B.ヘンズリー。
マックスを理解する為に疑っているような、内部調査部、ブラヴーラ。

同じ警察官とはいえ、資料を奪って逃げたら犯罪だよね。

爆発したビルに突入かけるのって、どうなんだろう?

幻覚モードがファンタジー過ぎていて、シリアスシーンも少々台無し(苦笑)
あと、スローモーションの銃撃戦って、どうしてもマトリックスを思い出してしまう(笑)
でも、映像は綺麗だったし、エンディングテロップも凝っていたね。

ひたすら復讐に走って、規則を破り、新薬に手を出し、仇はとったけど、
奥さんと子供はいないし、友達もいなさそうだし、薬は抜かないといけないし・・
と思っていたら、復帰して、やり残したことをするらしい。
ついでに、綺麗なお姉さんとも仲良くなれたようで、良かった(?)ね。

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蟲師 [映画 マ行]

2007年 日本

蟲師 大友克洋完全監修 蟲箱 [DVD]








ギンコが映画版の鬼太郎に見えて仕方ない

見た目と違い、付き合いも良ければ、物腰も割りと丁寧な、ギンコ。
事件に巻き込まれても、指示にはちゃんと従う人の良い、虹郎。

江角マキコだとは気が付かなかった、最後どうなったのか良く分からない、ぬい。
大変な家系に生まれたけど、優しく実行力のある、淡幽。

音楽が物静かで、綺麗。
日本の山や、水田など、美しい風景も盛りだくさん。

こんなに穏やかな主人公の映画も、久しぶりな気がする。
虫の描写は、ちょっと・・だし、最後も不明だけど、割と良い映画だった。

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モーテル [映画 マ行]

原題 「VACANCY」
2007年 米


モーテル [Blu-ray]








妙に地味な怖さがある

夫婦仲は冷え切っているが、病気の奥さんをそれなりに気遣うデビッド・フォックス。
息子を亡くした責任を感じ、精神的に不安定な、デビッドの妻、エイミー・フォックス。
見るからに怪しい・・というか胡散臭い、モーテルの管理人メイソン。

展開が速くて、飽きずに見られる。
登場人物も少なく、なんとなく見ていても(笑)状況把握しやすい。
ただし、ストーリーに盛り上がりはほとんどなく、あまり印象に残らない作品かな。

でも、「自分が泊まっている部屋が、殺人の舞台にされていたかも!?」、
なんて状況になったら、まず安眠はできないよね。
アクションシーンよりも、そういう部分の怖さがある。

犯人が深手を負い、姿が見えなくなって、その後もう一戦とか、
ありがちな展開がなくて、「普通の人間」の範囲内なのが、目新しくて良かった。

しかし奥さん1人で、3人倒しちゃったよ。
しかも、2人の手下は同時にだったし、強いなあ・・

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魍魎の匣(もうりょうのはこ) [映画 マ行]

2007年 日本

魍魎の匣 スタンダード・エディション [DVD]








しふるふる~

カッコ良いような、おとぼけキャラのような、京極堂。
てっきり主役(京極堂)だと思っていたよ、榎木津 礼二郎。
ペンネームを変えても、書き方が同じでバレバレの小説家、関口 巽。

行動派で記憶力抜群、京極堂の妹、中禅寺 敦子
女優 美波絹子の熱烈ファン、荒っぽいがデリケートな刑事、木場 修太郎
少年時代のトラウマを抱える文学作家、久保 竣公

娘のために奔走する、元女優、柚木 陽子
男のような話し方をする、捉えどころのない少女、柚木 加菜子
研究者は、どこか人間性に欠けている(偏見)という典型、美馬坂 幸四郎

登場人物が多く、時間軸が戻ったりするので、最初は掴み切れなかったが、割りと楽しめた。
深刻で、おどろおどろしい話だと思っていたが、主役格の掛け合いなど、ユーモラスな部分もあって、
怖さは、ほとんど感じられない。人間同士の繋がりを、楽しむ作品かも?

音楽がかなり好み。
ただし、エンディングテーマは、作品には合っていないのでは・・
ラストは雨宮の妄想で、あの箱の中には、実は何も入っていないのではないかと思っている。

アニメにもなっていたとは、知らなかった。
今度、小説を読んでみよう。

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マーメイドの祈り [映画 マ行]

原題 「The Mermaid Chair」
2006年 米/加

人魚が人間になりました!そんなファンタジーだと思って見ていました・・

人生に疲れ、夫と娘への愛が薄れてきた主人公。
妻を失って修道院に入った男。
要は不倫という名の、ラブロマンス・・

舞台は、陸に上がった人魚の伝説が、語り継がれる島。
母の奇怪な行動。
子供の頃に亡くした、父の死の理由。

スローテンポで、中だるみしがちだが、音楽や雰囲気は綺麗だった。
どうせなら、人魚の伝説をメインに見たかったな(笑)

どうして夫への愛が覚めたのかを、もう少し描いた方が良かったのでは?
あれでは、ただの我侭に思える。(それが、狙いかも知れないけど)
最後は、旦那さんの懐の広さに拍手。

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