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みゆき 小学館文庫全7巻 [本 マ行]


みゆき (1) (小学館文庫)

みゆき (1) (小学館文庫)

  • 作者: あだち 充
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 1997/11
  • メディア: 文庫


小さい頃に最後の方を読んだことがあり、幼いながら腑に落ちないラストは覚えているが、
最初の方は全く知らないので読んでみた。

主人公若松真人が、血の繋がらない可愛い妹みゆきと、
美人な同級生の鹿島みゆきの間でフラフラしている恋愛物。
主人公の幼馴染み、沢田優一が出てくる辺りから、義妹に傾いていく。

どういう経緯で義妹を選んだのか分かったけれど、ギリギリまで鹿島を振らず、
結婚式の最中に義妹に告白する主人公には、ちょっと・・・

志望校のランクを下げ、真人に合わせるために鹿島は浪人までしたのに。
まあ彼が頼んだわけでもないけど、その後の進路を考えると可哀想だよね。

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美内すずえ傑作選13 はるかなる風と光 下 クイーン・エマ [本 マ行]


はるかなる風と光 (下巻) (白泉社文庫―美内すずえ傑作選)

はるかなる風と光 (下巻) (白泉社文庫―美内すずえ傑作選)

  • 作者: 美内 すずえ
  • 出版社/メーカー: 白泉社
  • 発売日: 2000/03
  • メディア: 文庫


今までの人生で、生まれ故郷キング島の文明の遅れを思い知らされたエマは、
ナポレオンの興味を引き、彼から「帝王のテスト」なるものを受けることになる。

その間に、アドルフ、エドワードと再会。
エドワードとの幸せも、アドルフからの想いも振り切って、キング島を選ぶエマは、
ナポレオンのテストに全て合格し、援助を受けてキング島へ帰る。
(どうも、アドルフの言う「愛」は、束縛タイプの身勝手なものに感じる。)

キング島に戻り、幼馴染達と再会できたのもつかの間、ゴーラダという、元呪術師に父は殺され、母も「呪い」で死に掛けていた。
そのゴーラダと対峙して、見事勝利を収めたエマは、キング島を調査し、開拓して行った。

キング島オリジナルのココアを開発し、恩あるナポレオンに飲んで貰う為、再びフランスへ出航する。
フランスでナポレオンに認められ、エマは、クイーン・エマと呼ばれることになった。
一方アドルフは、海賊を辞めビューロン商会の主人となり、エマをひたすら待つ。
自分の伝言が伝わっていないとは知らずに。

その頃。経済市場から締め出されたイギリスは、キング島を植民地とすべく、出航する。
その中には、エマとの関係を利用されようとする、エドワードの姿もあった。

戦闘準備をしてきたイギリス軍に、それでもカカオ農園を守るため立ち向かう。
その最中に、エマはエドワードへの想いに区切りをつけ、アドルフを愛していると気が付く。
エドワードは負傷しながらもエマの為、イギリス国王に偽りの報告書を綴り、息を引き取る。

農園に火をつけられ、追い詰められたエマ達は、最後の手段として、湖を破壊し、町ごとイギリス軍を倒した。
築き上げたもの全てを飲み込んだ水が引いた後、カカオの新芽を見つけたエマは、
もう一度、始めからやり直そうと決意を新たにする。
そして、彼女は永遠になる。

最初から最後まで不屈の闘志を持って、運命を切り開くエマは、カッコ良かった。

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美内すずえ傑作選12 はるかなる風と光 上 キング島の娘 [本 マ行]


はるかなる風と光 (上巻) (白泉社文庫―美内すずえ傑作選)

はるかなる風と光 (上巻) (白泉社文庫―美内すずえ傑作選)

  • 作者: 美内 すずえ
  • 出版社/メーカー: 白泉社
  • 発売日: 2000/03
  • メディア: 文庫


フランスのナポレオンと同じ誕生日に、南太平洋はキング島で生まれた、エマ・オブライエン。
イギリス人の父と、原住民モリオ族の母を持ち、
キング島の子供達と遊び、イギリス貴族の祖母から社交界の話しを聞いて育った彼女は、
ある事件をきっかけに、祖母の弟クロフォード男爵の下で生活することになる。

イギリスでは、野蛮人と罵られ、助けてくれるのはスチュワート伯爵の息子エドワードのみ。
でも、エドワードの祖父は、身分違いのエマと引き離すために、エマを監獄のような修道院へ送る。
3年後、修道院から脱出し、国王陛下が毒殺されようとしているのを食い止め、
フランスに逃れる。そして、パリでナポレオンとの運命的な出会いをする。

物語の間に、クレメンズ商会の息子アドルフ(5歳年上)が、ちょくちょくからかい、助けてくれる。
アドルフはエマが好きだけど、エマは気付きすらしていない。
多分、この2人がくっ付くのだろうけど、エマの相手はエドワードが良いなあ。


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美内すずえ傑作選11 バラ物語 [本 マ行]


バラ物語 (白泉社文庫―美内すずえ傑作選)

バラ物語 (白泉社文庫―美内すずえ傑作選)

  • 作者: 美内 すずえ
  • 出版社/メーカー: 白泉社
  • 発売日: 1998/06
  • メディア: 文庫


〈収録作品〉
・バラ物語
 第1話ビーナスのバラ
 第2話しあわせのバラ
 第3話未来編銀のバラ(最後のバラ)
・黄色い海賊船
・エリカ風の中を行く
・エリカ赤いつむじ風
・いとしの君ロミオは女

「バラ物語」
 第1話ビーナスのバラ ロミオとジュリエットベースの、バラの品種改良物語。
 第2話しあわせのバラ わらしべ長者ベース(?)の、心優しい青年の物語。
 第3話未来編銀のバラ(最後のバラ) 手塚治虫の火の鳥を思い起こさせる、宇宙が舞台の物語

「黄色い海賊船」 ジェムおじさんを、ジャムおじさんと読み間違えた(笑)主人公アンとは年の差いくつだろ?

「エリカ風の中を行く」 天性の詐欺師、聖エリカの波乱万丈な生き方(苦笑)

「エリカ赤いつむじ風」 良く練られた話だなあ。まだ続きそうだけど、これで終わりなのかな?

「いとしの君ロミオは女」 男として育てられた、菊川未央が、引き取られた先で、
同級生の個性的な女性陣を、(天然なのか、狙っているのか)次々と恋に落とさせつつ、
(本命は主人公の亜美らしい)最終的に父と和解する、成長物語・・かな?。

男の子として育てられる設定は良くあるけど、(女性陣も、女の子と分かっていて惹かれてしまうんだけど)、
ラストは、あまり見ない展開で新鮮だった。

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美内すずえ傑作選9 燃える虹 [本 マ行]


燃える虹 (白泉社文庫―美内すずえ傑作選)

燃える虹 (白泉社文庫―美内すずえ傑作選)

  • 作者: 美内 すずえ
  • 出版社/メーカー: 白泉社
  • 発売日: 1997/12
  • メディア: 文庫


〈収録作品〉
・燃える虹
・ジュリエッタの嵐
・泥棒シンデレラ

「燃える虹」 院長のブランシュが、明日のジョーに出てくる人に似ている(見た目が)
 確かに直接手を下してないとはいえ、ドーナは、結構酷い悪女だと思う(苦笑)

「ジュリエッタの嵐」 モデルは、ロマノフ王家かな?

「泥棒シンデレラ」 人のものが盗める能力を持ったのは良いとして、誰も彼も、望に盗まれたと日記だけで信じたのは何故だろう。
 皆、ノイローゼ気味だったということで良いのかな?百合さんのBFだけが、戻ってこなくて可哀想・・

この巻に収められている話の主人公は、どれも好きじゃないなあ(苦笑)

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美内すずえ傑作選8 黒百合の系図 [本 マ行]


黒百合の系図 (白泉社文庫―美内すずえ傑作選)

黒百合の系図 (白泉社文庫―美内すずえ傑作選)

  • 作者: 美内 すずえ
  • 出版社/メーカー: 白泉社
  • 発売日: 1997/09
  • メディア: 文庫


〈収録作品〉
・黒百合の系図
・日本列島一万年
・みどりの仮面

「黒百合の系図」 首吊り縄と、血の跡はともかく、日本刀が残っているのはマズイでしょう。
 怨霊に立ち向かう安希子がカッコイイ。
 安希子の相手は、源太郎より史郎が良いなあ。

「日本列島一万年」 まだ少女ながら故郷を守る為、また環境問題に立ち向かう強さを持った千亜樹が素敵。

「みどりの仮面」 おばさんの裏の顔を知った後、火事で書類が燃え、養女の関係は無くなった。
 これで、おばさんには遺産が入らなくなったけど、将来ピエールと結婚したら、義理の母になるのよね(苦笑)

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美内すずえ傑作選7 魔女メディア [本 マ行]


魔女メディア (白泉社文庫―美内すずえ傑作選)

魔女メディア (白泉社文庫―美内すずえ傑作選)

  • 作者: 美内 すずえ
  • 出版社/メーカー: 白泉社
  • 発売日: 1997/06
  • メディア: 文庫


〈収録作品〉
・魔女メディア
・人形の墓
・ビクトリアの遺書

「魔女メディア」 導入部から、設定から面白かったけど、白骨化した遺体が多数出てきた時点で、立ち去らないか?(笑)

「人形の墓」 人形も愛されると意思が宿る。でも、漫画になると大抵ホラーを経るよね。

「ビクトリアの遺書」 オスカーは、外見ではなく中身のビクトリアを愛したけど、ラストも、どうも“ナナ自身”よりも、
 ビクトリアが幸せになりたかったのを受けて、元ビクトリアだったから、幸せにしたいっていう風に感じる(苦笑)

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美内すずえ傑作選6 虹の戦 [本 マ行]


虹の戦 (白泉社文庫―美内すずえ傑作選)

虹の戦 (白泉社文庫―美内すずえ傑作選)

  • 作者: 美内 すずえ
  • 出版社/メーカー: 白泉社
  • 発売日: 1997/03
  • メディア: 文庫


〈収録作品〉
・虹の戦
・雪の音
・雪の日
・ふりむいた風
・クリスマスの奇跡

「虹の戦」 織田信長に嫁いだお濃のお話し。テンポもよく、ストーリーも面白かった。

「雪の音」 『アウターゾーン』という漫画と似た設定。というか、こちらの作品の方が古いのかな?
 お金持ちだが視力を失った男性と、その財産を狙う美人な婚約者。
 見た目は醜いが心優しい女の子。似てる似てる(笑)

「雪の日」 血の繋がりの無い、お兄ちゃんと妹の恋愛。話の構成が、色々苦しく感じた・・

「ふりむいた風」 思いを打ち明けられないと言う割に、南条は、さり気なく昔に繋がることを話したり、抱き寄せたり。
 何だか二の宮が、かわいそうだった。

「クリスマスの奇跡」 4話からなる短編集。
 第1話 白い騎士ピロン 第2話 時をつげる鐘 第3話 赤鼻のトナカイ 第4話 サンタクロース来訪
 第2話が好みだった。

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美内すずえ傑作選4 13月の悲劇 [本 マ行]


13月の悲劇 (白泉社文庫―美内すずえ傑作選)

13月の悲劇 (白泉社文庫―美内すずえ傑作選)

  • 作者: 美内 すずえ
  • 出版社/メーカー: 白泉社
  • 発売日: 1996/09
  • メディア: 文庫


〈収録作品〉
・13月の悲劇
・金色の闇が見ている
・冬のひまわり
・ポリアンナの騎士

「13月の悲劇」 ホラー・学園もの。
 それにしても、15歳のマリーが、ルシフェルという名を聞いたことがないんだろうか?
 そして、子供が目の前で殺されたのに、良くカメラを回していられたなあ・・

「金色の闇が見ている」 ヒッチコック監督 『鳥』の、猫版に近い?
 ここまで増える前に対策が取れたろうに。サミュエルは、最後の最後だけ良かったけど、後は・・

「冬のひまわり」 ファンタジー。
 幻の花を追い求めたロミリーは、カッコイイ!

「ポリアンナの騎士」 運命の出会いと別れ。
生涯で、6回も助けられたよ。
それにしても、小さい頃はともかく、5回目に助けた時の記憶すら保ってないとは、レナードとポリアンナの思いの温度差が伺える。

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美内すずえ傑作選1 妖鬼妃伝 [本 マ行]


妖鬼妃伝 (白泉社文庫―美内すずえ傑作選)

妖鬼妃伝 (白泉社文庫―美内すずえ傑作選)

  • 作者: 美内 すずえ
  • 出版社/メーカー: 白泉社
  • 発売日: 1995/12
  • メディア: 文庫


〈収録作品〉
・妖鬼妃伝
・白い影法師
・みどりの炎

「妖鬼妃伝」 現代。でも、平安時代から続く一族が出てきたり、人形が動いたり、地下鉄に秘密があって面白かった。
「白い影法師」 学園もの。怪談。
「みどりの炎」 外国。よそ者を受け入れない砂漠の町と。不自然な森と砂嵐。

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