パッセンジャーズ

原題　「ＰＡＳＳＥＮＧＥＲＳ」
２００８年　米










そりゃあ、クレアも航空会社のせいにしたくなるわな

喧嘩した姉と連絡を取りたがっている、新米（？）カウンセラー、クレア・サマーズ
飛行機事故により、特殊能力が！？何故か絵を描き始めた、エリック・クラーク。

事故について、「最初に爆発があった」と言ったら、次のセラピーには来なかった、ディーン。
事故にあってから、航空会社の人間に尾行されていると言う、ノーマン。

事故の生き残りの、客室乗務員、ジャニス。
６歳の時、両親を亡くしている、事故時には、人より冷静だったと自負している、シャノン。

事故は機体の故障ではなく、パイロットのミスと言い張る、航空会社の人間、アーキン。
クレアの上司、ペリー。
妙に世話を焼きたがる、近隣の金髪中年女性。
時々現れる、狼みたいなカッコイイ犬。

連絡が取れないクレアの姉、エマ。　

実は・・というオチは、ありがちだし、少々展開が苦しかったけど、運び方が良かったのか、素直に感動できた。
“嘘には真実の一部がまぎれ込んでいる”というセリフに尽きるね。

どうして、姉と連絡が取れないのか？
どうして、航空会社陰謀説にしがみ付くのか？
エリックがクレアのコーヒーの好みと、姉妹がいることを、何故知っていたのか。

記憶喪失の男についても、ちゃんと理由があったし、伏線を、きちんと回収されているところも良かった。

ただジャニスの件が、ほとんど触れられなかったのと、クレアとエリックの描写が多くて、少々中だるみしがちなのが、残念。
まあ、深い仲に憧れたクレアの夢が、多々含まれていたのかな？

近しい人が、教えに来てくれるという設定が好き。
それから、音楽が、とても好みだった！サントラ欲しいと思ったの、久しぶり。

オリジナル・サウンドトラック「パッセンジャーズ」

• アーティスト: サントラ
• 出版社/メーカー: ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメント
• 発売日: 2009/03/04
• メディア: CD

タグ：映画 サスペンス パッセンジャーズ