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ニセ札 [映画 ナ行]

2009年 日本

ニセ札 [DVD]






決してスタイリッシュではない、ほのぼのした犯罪映画

村の教師で、資金調達部門に任命された、佐田かげ子。
知的障害を持つ、佐田の1人息子、哲也。
佐田の元教え子で、ニセ札造りを皆に持ちかけた、資金調達部門の大津シンゴ。

ニセ札造りは犯罪ではないと宣う、作戦統括者、戸浦文夫。
紙漉職人をしている、製紙部門の橋本喜代多。

元陸軍の兵士で兵隊気質の抜けない、製版部門の小笠原憲三。
村の写真屋さんを営み、みさ子に気がある、製版部門の花村典兵衛。
飲み屋のママであり、大津と関係もある、製版部門の島本みさ子。

お札、紙漉、写真、本など、この作品は「紙」がキーワードのように思える。

内密にって言っても、資金調達時にどこから漏れたのやら・・結局村ぐるみみたいなことに(笑)

一番拒んでいた佐田が、だんだんのめり込んでいくが、彼女の目的は金儲けではなく、
子供達や村の為というのが切ない。

そして、悪いことなのに、佐田から配分されたお金を、
お母さん達が喜んでいるのを見て、ホロリとしてしまった。

人が死んでいるし、ほとんど皆、逮捕されたんだけど、作品としてはあまり悲壮感もなく、
ラストで「はい、お疲れ様でしたー!」という声が聞こえてきそうな雰囲気だったのは、
最後の方で使われた音楽が、明るいコメディチックな曲だったからかも(笑)

曲と言えば、エンディングテーマには、(チャゲアスの)ASKAが!
タイトルは、『あなたが泣くことはない』。
最初に聞いた時、あれ、なんか聞き覚える声だな、と思ったけど、まさかまさか!
久しぶりで懐かしかった。

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