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変態村 [映画 ハ行]

原題 「CALVAIRE」
2004年 白(ベルギー)・仏・ルクセンブルク

変態村 [DVD]






逃げようとする必死さが伝わってこないけど、もうあきらめて泣くしかできなかったのかも

中々話を聞いて貰えないし、皆からの狂った愛情を一身に受ける悲劇の歌手、マルク。
元コメディアンでペンションのオーナー、失った妻グロリアをマルクに重ね監禁する、バルテル。
バルテルを捨てて駆け落ちしたとされる、歌手グロリア。

グロリアを愛していて、マルクにも同じ思いをぶつける村長。
犬のベラを探していたのに、最終的に牛を見つけてベラと呼びだした、ボリス。

人の話を聞かない人ばかりで、まずイライラ。
でも、そんなものでは済みませんでした・・・
見る前は、すごい邦題を付けたものだと思ったが、見て納得・・変態以上だよ!

バルテルが去った後の酒場で、村人がダンスを始めるシーンは意味が不明で怖い。
いや、怖さを突き抜けて笑いがきてしまう(苦笑)

グロリアも本当に女性で、駆け落ちしたのかな?あの村に女性は全然出てこなかったし。

見ていて、こんなに疲れてエンディングが待ち遠しかった映画は初めてかも。
ストーリーも展開も、不快さと怠さを覚えるばかり・・
強いて言えば、エンディングに音楽が無く、吹雪の音だけというのは良かったかな。

そういえば、豚って犬みたいに「匂い」を追えるの?
あと、バルテルがマルクをグロリアに仕立てるのに、何故髪を中途半端に剃ったのだろう?
まあ、多分心理的な意味はなくて、映像的に映える(?)からかな。

そして、自分の身にあれだけのことが起こりながら、
死にゆく村長に「愛してる」といってあげたマルクは優しいね・・・
それとも、この時点でマルクも少し狂ってきていたのかな?

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