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ダウト~あるカトリック学校で~ [映画 タ行]

原題 「DOUBT」
2008年 米

ダウト ~あるカトリック学校で~ [DVD]








ところで電球が切れたのは、何の示唆だったのかな?

新しい風は取り入れない、自らの信念は決して曲げない、頭の固い校長、シスター・アロイシス。
ミサの話は良かったが、男の子に悪戯する(前歴あり)、フリン神父。
若くて純粋で人を信じやすい、そのためか少々思考が幼い、シスター・ジェイムス。

初の黒人生徒で、周りから孤立している、ドナルド・ミラー。
ドナルドを苛めたり、何かと問題児のウィリアム・ロンドン。

神父たちとシスター達の、食事風景が対照的で、この辺に意識の違いを感じた。

校長は、何故あんなにも確信を持って突き進めるのか・・過去の罪に関係があるのかな?

ミラーの母は、母なりの考えで息子を愛し、理解しているが、守れていないのが切ない。
ちなみに、この母親役のヴィオラ・デイヴィスも、少ししか出ないけど上手だった。
もちろん、メリル・ストリープ、フィリップ・シーモア・ホフマンなどは、言うに及ばず。

結局、フリン神父は学校を出たけど栄転だし、ドナルドは卒業まで守ってくれる人がいなくなり、
校長は疑いに取り付かれた自分に苦しみ、喜んだのは神父を嫌っていたウィリアムだけかな?

何の問題も解決しない、後味の悪い終わり方だけど、現実にありそうで何とも言えない。

音楽は、とても好みだった!ハワード・ショアという人が担当したとのこと。
「ロード・オブ・ザ・リング」も、この人みたい。
公式ホームページで流れている曲、良いなあ!

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