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天然の娘さん 小学館文庫 [本 タ行]


天然の娘さん (小学館文庫)

天然の娘さん (小学館文庫)

  • 作者: 惣領 冬実
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2001/10
  • メディア: 文庫


〈収録作品〉
・全女性進出行進曲
・ああ 恋愛小市民
・ばちあたりの女神
・ギョーカイであいましょう
・あたし きれい?
・リストラの少女

「第1話 全女性進出行進曲」
昭和初期の女性に制約がある時代、自分に正直に生きるタイプの、百成千夜子(ももなりちやこ)
千夜子の幼馴染みで、海軍少尉となって戻ってきた、一色喜作(いっしき きさく)
千夜子の母の遠戚の娘で、銀行家に嫁ぐ予定の、都(みやこ)

できれば喜作と都にくっついてもらいたかった(笑)
ちなみに、ラストに出てきた自転車のカップルは、この後の話のほとんどに出てくる。

「第2話 ああ 恋愛小市民」
大手モデル事務所の娘で、小さい頃グラビアを飾った女子大生、七尾陽子(ななおようこ)
可愛くて優しくて従順(陽子談)な中学生、千田広太郎(せんだこうたろう)
広太郎のクラスメートで、陽子をライバル視する、萬田美里(まんだみさと)

お定まりの、“好きなのに何とも思っていない”発言を聞いて、
まるでショックを受けずにラブコールを続ける広太郎は凄いと思った(笑)
ところで、千田と萬田って名字は何か関係ある?

「第3話 ばちあたりの女神」
良心のかけらもない傲慢な美少女、佐野花耶子(さのかやこ)
花耶子に惚れられた、でも隣の家のみちるがまだ好きな、修介(しゅうすけ)
花耶子の友達(?)で修介の兄と恋仲になった、みちる。

花耶子に吸収されたい彼女の“良心の女の子”と、修介の“でき心の男の子”が、
力を合わせて2人を恋人にしようと奔走し、見事良心が吸収されたが・・(笑)

「第4話 ギョーカイであいましょう」
ギャラに釣られて花嫁モデルをしたことから騒動に巻き込まれる陶芸家、一色(いっしき)かおる。
広告のかおるに一目惚れした、天下のスター、五所川原邦彦(ごしょがわらくにひこ)
整形、ヤンママを隠しつつ、清純派の女優として頑張ってきた、兆城寺たまき。

かおるのブレなさが、カッコ良かった!

「第5話 あたし きれい?」
高身長で平均以下な容姿にコンプレックスを持っている、億平蒔絵(おくだいらまきえ)
蒔絵の友達で、可愛らしく男子に人気のある、美術部の松宮(まつみや)まゆみ
同じ美術部のまゆみと付き合っていた、四条先輩
一念発起した蒔絵の働く姿に惚れた、久和洋志(くわひろし)

人間見た目じゃないという四条の言葉と本心を垣間見て、目が覚めた蒔絵。
胸を張って生きていく様は良いね。

この話だけ、自転車カップルは無関係かな?

「第6話 リストラの少女」
他人から褒められたことがない為、自分に自信がない、家出娘、るる。
中学の時に両親を亡くした、俳優のオーディションを落ち続ける、甲斐一平(かいいっぺい)
父が一平を引き取り、彼と義兄弟になった、売れないミュージシャン、及川仙太(おいかわせんた)

何でもこなせるスーパーガール、最近芸能界入りした、るるの二卵性双生児の姉、なな。
人気映画監督で、るるとななを、少々過保護に愛する、久和亮平(くわりょうへい)

ストーリーは特にコメントなし。

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