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つみきのいえ(絵本) [本 タ行]


つみきのいえ

つみきのいえ

  • 作者: 平田 研也
  • 出版社/メーカー: 白泉社
  • 発売日: 2008/10
  • メディア: 大型本


アニメーション「つみきのいえ」の加藤久仁生氏(監督)と、
平田研也氏(脚本)が絵本用にリメイク・描き下ろした作品。

映像で見ていた時は、思わずホロッとしたけれど、
絵本をゆっくりと読んでいると色々疑問がわいてきた(笑)

おじいさん、お金はどうしているんだろう。
他の土地は水に沈まずにいられるの?
一番下の家に着いた時には、かなりの水圧がかかるだろうに、ご老体は大丈夫だったのか。

アニメか絵本、選ぶならアニメが好み。多分、説明がないから想像がつきないので。
でも、このやわらかな色彩には和んだ。

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ダンシング・ゼネレーション 集英社文庫全2巻 [本 タ行]


ダンシング・ゼネレーション 1 (集英社文庫―コミック版)

ダンシング・ゼネレーション 1 (集英社文庫―コミック版)

  • 作者: 槇村 さとる
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 1997/02/18
  • メディア: 文庫


クラシックを踊ってきたヒロイン萩原愛子は、しかしダンスの面白さを見出せていなかった。
やがて愛子を見出した1流ダンサー神崎のもと、
集められた仲間達と切磋琢磨しながら憧れのNYを目指す。

いざNYに来てみれば、自分の考え方がいかに甘いのか思い知らされ、
ライバル達の実力の高さに圧倒される。
自分の踊りを見失い、周りの人に気付かされて、己の思いを再確認し、
世界へ羽ばたくダンサーとなる。

恋愛部分は少女漫画にしては、かなり控えめに感じる。
よくある、先生への異性に対する憧れとか、三角関係などなくて、
その辺は潔いというか清々しかった。

同じ仲間とずっと一緒に踊りたい、安定したところから動きたくないという思いは、
ダンサーを目指すライバル達からしたら、さぞ甘ちゃんに映るんだろうな。
結構最後の方まで、このまま皆といたい・・なんて思っちゃう辺り、よく言えばリアルで人間的(笑)

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トライガン・マキシマム 全14巻 [本 タ行]


トライガンマキシマム N-1 (ヤングキングコミックスNEO)

トライガンマキシマム N-1 (ヤングキングコミックスNEO)

  • 作者: 内藤 泰弘
  • 出版社/メーカー: 少年画報社
  • 発売日: 2010/02/27
  • メディア: コミック


自分がどれだけ傷ついても、敵は殺さないと誓い実行している、
お人好しで頑固者の「プラント」の自立種である、主人公ヴァッシュ・ザ・スタンピード。

身体を強化する手術を受け、巨大な十字架の銃を武器とする殺し屋、ニコラス・D・ウルフウッド

ヴァッシュの双子の兄で、自分たち「プラント」に対する人間の行為に激しい嫌悪を抱き、
人類を抹殺しようとする、ミリオンズ・ナイブズ。

突然変異として生まれたヴァッシュとナイブズの保護者であり、ヴァッシュの心の拠り所、
地球からの宇宙船の女性クルーである、レム・セイブレム。

ベルナルデリ保険協会より派遣され、ヴァッシュを追う内に彼に惹かれる、メリル・ストライフ。
天然で大らかな性格と怪力が特徴の、メリルの後輩、ミリィ・トンプソン。

ヴァッシュとニコラスのコンビが面白かったので、ニコラスが死んでしまった時は淋しかった。
カリオストロのルパンと次元みたいに、スパゲッティをクルクルするシーンが笑えた。

最後にカラーページを持ってくる編集は初めて見たけど、印象に残すには良いかも。
ただ、全体的に漫画としては読みにくかった。
絵とかストーリーが悪いのではなく、ページやコマの流れとかかな?

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トランシルヴァニア・アップル 白泉社文庫 [本 タ行]


トランシルヴァニア・アップル (白泉社文庫 い 1-17)

トランシルヴァニア・アップル (白泉社文庫 い 1-17)

  • 作者: 樹 なつみ
  • 出版社/メーカー: 白泉社
  • 発売日: 2007/03
  • メディア: 文庫


〈収録作品〉
・トランシルヴァニア・アップル
・エキセントリック・シティ
・プラチナ・キラー

「トランシルヴァニア・アップル」
コリンズ家の異母三姉妹
長女シェリー、20歳。奔放でミーハーだが長女としての義務感も発揮する。
才媛の次女ビクトリア、19歳。姉の軽さに辟易している。
お転婆な末っ子ティラ、17歳。従弟のフェンが好きだが身分差を感じている。

黒髪と美貌の持ち主、名門出のマクシミリアン・ヨハネス・フォン・シュタインベルク。
サッカー部で洋蘭園経営者の息子、フェン・コリンズ。見事な金髪を持つティラが好き。

ドラキュラベースの漫画。
地位、富、容貌に恵まれながらも、愛して欲しかった父から拒絶され続け、
いつしか嗜血症(しけつしょう)になったマクシミリアン。

正体を知らずに屋敷に招待を受けた、三姉妹とお供のフェンに魔の手が伸びる。
喧嘩の絶えない三姉妹は、でも家族がいるから淋しくなかったのだと気付く。
そしてティラとフェンの恋模様にも・・

「エキセントリック・シティ」
マスコミ志望のカリフォルニア大学生で、金欠のライナー・ワイズマン。
刑事時代に相棒を無くした探偵で、金の亡者のジェニファー・グレイス・フレイザー。
フレイザーの元同僚、リチャード・ジャレット刑事。
アリトニア大使令嬢で、パラノイアのモーリン・クレマンティ。

探偵事務所でアルバイトをすることになった学生のライナーが、
アリトニア大使が行っているというダイヤの密輸を暴く漫画。

「プラチナ・キラー」
エキセントリック・シティの続編。
脳天気だが自分の立場も理解しているポジティブなモデル、ケイト・ハワード。
度胸もプロ根性もある一流モデル、殺害予告をされた、シルヴァーナ・ラトスキー。

ライナーが勝手に応募した「アメリカン・モデル・コンテスト」の書類選考に通過したフレイザー。
ちょうど殺害予告を受けたモデルの警護にと高額報酬に釣られて出場を決める。
ドタバタシリアスコメディ(笑)


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天然の娘さん 小学館文庫 [本 タ行]


天然の娘さん (小学館文庫)

天然の娘さん (小学館文庫)

  • 作者: 惣領 冬実
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2001/10
  • メディア: 文庫


〈収録作品〉
・全女性進出行進曲
・ああ 恋愛小市民
・ばちあたりの女神
・ギョーカイであいましょう
・あたし きれい?
・リストラの少女

「第1話 全女性進出行進曲」
昭和初期の女性に制約がある時代、自分に正直に生きるタイプの、百成千夜子(ももなりちやこ)
千夜子の幼馴染みで、海軍少尉となって戻ってきた、一色喜作(いっしき きさく)
千夜子の母の遠戚の娘で、銀行家に嫁ぐ予定の、都(みやこ)

できれば喜作と都にくっついてもらいたかった(笑)
ちなみに、ラストに出てきた自転車のカップルは、この後の話のほとんどに出てくる。

「第2話 ああ 恋愛小市民」
大手モデル事務所の娘で、小さい頃グラビアを飾った女子大生、七尾陽子(ななおようこ)
可愛くて優しくて従順(陽子談)な中学生、千田広太郎(せんだこうたろう)
広太郎のクラスメートで、陽子をライバル視する、萬田美里(まんだみさと)

お定まりの、“好きなのに何とも思っていない”発言を聞いて、
まるでショックを受けずにラブコールを続ける広太郎は凄いと思った(笑)
ところで、千田と萬田って名字は何か関係ある?

「第3話 ばちあたりの女神」
良心のかけらもない傲慢な美少女、佐野花耶子(さのかやこ)
花耶子に惚れられた、でも隣の家のみちるがまだ好きな、修介(しゅうすけ)
花耶子の友達(?)で修介の兄と恋仲になった、みちる。

花耶子に吸収されたい彼女の“良心の女の子”と、修介の“でき心の男の子”が、
力を合わせて2人を恋人にしようと奔走し、見事良心が吸収されたが・・(笑)

「第4話 ギョーカイであいましょう」
ギャラに釣られて花嫁モデルをしたことから騒動に巻き込まれる陶芸家、一色(いっしき)かおる。
広告のかおるに一目惚れした、天下のスター、五所川原邦彦(ごしょがわらくにひこ)
整形、ヤンママを隠しつつ、清純派の女優として頑張ってきた、兆城寺たまき。

かおるのブレなさが、カッコ良かった!

「第5話 あたし きれい?」
高身長で平均以下な容姿にコンプレックスを持っている、億平蒔絵(おくだいらまきえ)
蒔絵の友達で、可愛らしく男子に人気のある、美術部の松宮(まつみや)まゆみ
同じ美術部のまゆみと付き合っていた、四条先輩
一念発起した蒔絵の働く姿に惚れた、久和洋志(くわひろし)

人間見た目じゃないという四条の言葉と本心を垣間見て、目が覚めた蒔絵。
胸を張って生きていく様は良いね。

この話だけ、自転車カップルは無関係かな?

「第6話 リストラの少女」
他人から褒められたことがない為、自分に自信がない、家出娘、るる。
中学の時に両親を亡くした、俳優のオーディションを落ち続ける、甲斐一平(かいいっぺい)
父が一平を引き取り、彼と義兄弟になった、売れないミュージシャン、及川仙太(おいかわせんた)

何でもこなせるスーパーガール、最近芸能界入りした、るるの二卵性双生児の姉、なな。
人気映画監督で、るるとななを、少々過保護に愛する、久和亮平(くわりょうへい)

ストーリーは特にコメントなし。

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Doctor K 文庫版全5巻 [本 タ行]


Doctor K(1) (講談社漫画文庫 (ま9-23))

Doctor K(1) (講談社漫画文庫 (ま9-23))

  • 作者: 真船 一雄
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2006/12/12
  • メディア: 文庫


逞しい体躯にマントという、見た目は格闘漫画の主人公で感情表現もあまりなく、
クールなタイプの天才外科医KAZUYA(カズヤ)ことDoctorK(ドクターケイ)が、
医学を逆恨みして一方的に敵視していた妹の西城KEI(ケイ)と争い・和解しながら、
いわゆる「悪の組織」と対決する医療漫画。

KEIも、当初は悪女さながらの立ち回りだったが、
和解後は照れたり怒ったりと気の強い普通の女性へと変化した。

どうも、この作品の前に「スーパードクターK」という漫画があったみたいで、
この作品から読んでしまった身としては、登場人物の経歴が少々理解しにくかった(笑)

最後に登場したKは、途中で出てきたカズヤのクローンで良いのかな?
年齢的に本物だとおかしいし。

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大地の子エイラ 始原への旅だち 上・中・下 評論社 [本 タ行]


大地の子エイラ―始原への旅だち 第1部 (上) (始原への旅だち 第 1部)

大地の子エイラ―始原への旅だち 第1部 (上) (始原への旅だち 第 1部)

  • 作者: ジーン・アウル
  • 出版社/メーカー: 評論社
  • 発売日: 1983/01
  • メディア: 単行本


何だか、とても読みづらい本だった。

主人公のエイラが、いかに拾われた氏族と外見および内面も、異なるのか、
当時の身分、会話、狩猟、採集などの生活様式など、まずその世界を知ってもらわないといけないので、
説明が多くなるのは仕方が無いけど、少々くどいと思う。

せめて導入部は、興味を持って読み進めてもらわないといけないので、もう少し展開を早く進めるべきかと。

ストーリーに、あまり動きが無いので、正直、中巻の最後の方までは、義務的に読んでいたが、
下巻でやっと面白くなったので、第二部もとりあえず読んでみるつもり。

著者  ジーン・アウル
訳者  中村妙子
昭和58年9月20日 初版発行
発行所 ㈱評論社

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ブロークン・フィスト 戦う少女と残酷な少年 [本 タ行]


戦う少女と残酷な少年―ブロークン・フィスト (富士見ミステリー文庫)

戦う少女と残酷な少年―ブロークン・フィスト (富士見ミステリー文庫)

  • 作者: 深見 真
  • 出版社/メーカー: 富士見書房
  • 発売日: 2002/01
  • メディア: 文庫


第一回富士見ヤングミステリー大賞受賞作

作者は、映画「トゥームレイダー」みたいな、“真剣勝負の肉体派ヒロイン・アクション”が好きらしいが、
やはり最後は、ヒロインを越えた、男同士の戦いだったのが残念。
それほど入れ込んでいるのなら、主人公、羽山 秋楽(はやま あきら)の格闘をメインに持ってくれば良かったのに。

ミステリーのトリックは、かなり現実離れしているし、
準主人公の武田 闘二(たけだ とうじ)のキャラも、割りと読めたけど、
物語の運びとか、格闘術(といっても、型とか私にはさっぱりだけど)の書き方とかは面白かった。

富士見ミステリー文庫
著者 深見 真(ふかみ まこと)
平成14年1月30日 初版発行
発行所 富士見書房

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ターシャ・テューダー最後のことば [本 タ行]


ターシャ・テューダー最後のことば―ラスト・インタビュー「人生の冬が来たら」 (MOE BOOKS)

ターシャ・テューダー最後のことば―ラスト・インタビュー「人生の冬が来たら」 (MOE BOOKS)

  • 作者: ターシャ テューダー
  • 出版社/メーカー: 白泉社
  • 発売日: 2009/06
  • メディア: 単行本


彼女の家族と、彼女の最後のインタビューが載っている。
月刊MOEに掲載されたもの。

ターシャの様な生き方に憧れても、便利な生活を捨てられない。
ネットで、たくさんのものを、知ることができるけど、
ネットの繋がらない環境の方が、充足した日々を過ごせるのかも。
得られるものが、それぞれ違うから、比較にならないけどね。

2008年6月18日に、お亡くなりになられたターシャさん。
ご冥福をお祈り致します。

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天使の耳 講談社文庫 [本 タ行]


天使の耳 (講談社文庫)

天使の耳 (講談社文庫)

  • 作者: 東野 圭吾
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1995/07/06
  • メディア: 文庫


・天使の耳
・分離帯
・危険な若葉
・通りゃんせ
・捨てないで
・鏡の中で

交通事故を題材とした、6話の短編集。

信号無視や路上駐車、窓からのポイ捨て、
前の車が遅いからと後ろから煽る等、
これくらいなら良いよなという気持ちが、大きな問題へと発展する。

しかも、ただの交通事故だけに留まらないところが、東野さんのすごいところ。
他にもいくつか読んだけれど、話の運び方が上手だよね。

ともかく、運転する人だけでなく、非運転者にも、一度読んでもらいたい作品。
あと、免許は実技有りの更新制にすべきかと。

1995年7月15日第1版発行
発行所 ㈱講談社

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