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あのアーミン毛皮の貴婦人 [映画 ア行]

原題 「That Lady in Ermine」
1948年 米

ストーリーは至ってシンプルで、ミュージカル仕立てのコメディ

300年前に敵を退けた、明るく腕っ節も強い、白い毛皮の貴婦人フランチェスカ。
白い毛皮の貴婦人に、そっくりなベルガモ公国城主、アンジェリーナ伯爵夫人。

アンジェリーナとの結婚初夜に、城に攻め込まれ出陣した、バイオリンの上手な男爵、マリオ。
肖像画が自分に笑いかけるという、マイペースな執事、ルイージ。

何故か最後まで名前の出てこないハンガリーの大佐、ラディスラウス・カロリイ・テグラシュ。
頻繁に名前を呼ばれる、大佐の良き部下、ホバース少佐。

攻め込まれているはずなのに、あまり緊迫感のないベルガモ公国の人達と、
紳士的な態度だが、どこか抜けているハンガリー軍の人達に加え、
自国を憂うが、やはり緊張感のない、肖像画から抜け出してきた過去の人達が織りなす物語。

毛皮を着ているが、素足という出で立ちの肖像画が気になり、
彼女と瓜二つのアンジェリーナにも惹かれた大佐と、
妻になったばかりなのに、大佐に惹かれつつあるアンジェリーナ。

ちなみに、フランチェスカの肖像画が素足なのは、
敵の大将を説得に行く際、謙虚さを見せる為にしたとのこと。

フランチェスカは、攻め込んできたハンガリー軍の大佐と、
マリオと結婚したばかりのアンジェリーナとの間を取り持つが、
彼女は300年前の運命を、後悔していたのかな?

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