セレンディップの三人の王子たち~ペルシアのおとぎ話~ [本 サ行]
セレンディップの三人の王子たち―ペルシアのおとぎ話 (偕成社文庫)
- 作者:
- 出版社/メーカー: 偕成社
- 発売日: 2006/10
- メディア: 単行本
旅にでたセレンディップ(いまのスリランカ)の三王子が、
数々の難問を解いて国や人々を助けていく。
何となく、昔の童話では、兄弟がいると末っ子は良い子で上は悪い子のイメージがあるけど、
この話では3人とも、頭脳明晰で思慮深い。
王様が与えるお金も、「褒美」ではなく「年金」とあるのが何だかおかしかった(笑)
ツッコミどころ
・恐怖の右手にジャンケンで勝つとは思わなかった。
・インドの王様、娘に何て問題を教えるの(笑)!
そして、王子の回答に王女は首をかしげていたけど、それで合ってたの!?
・王様の病を治すためだけに、宮殿を7つも造らせたよ。
斎藤道三 信長が畏れた戦国の梟雄 [本 サ行]
サムシングブルー 飛鳥井千砂 [本 サ行]
彼氏と別れた次の日に、元彼&元親友の結婚式の招待状が届いた、どん底の浅川梨香。
梨香の別れたばかりの彼氏で、イラストレーターの石田智久。
梨香とは9つ離れているが友人で、石田智久とも仲の良いイラストレーター、竹内マキ。
梨香の仕事仲間で公私ともにフォローしてくれる、マキが好きな中谷。
高校時代、相思相愛だった梨香の彼氏、由比謙治。
高校時代の梨香の親友で今は疎遠な、実は当時から由比が好きだった、町田沙希。
高校時代は沙希の恋人だった、空気を読まず独自の感性を持つ野島和人。
高校時代からサッカー大好き、大人の気遣いが出来る渡部昇。
見た目も中身も優等生、梨香と感性の合う阿部芳信。
親の期待を一身に背負うが本当は疲れている、現実的で潔い田原法子。
昔から美人で今はモデル、でも収入は厳しい、さっぱりした性格の澤田繭子。
何となく手にとって読み始めたが、意外と面白かった。
高校時代の回想と現在の環境、複雑な人間関係が、
思い出の“青”と結婚式にまつわるサムシングブルーに絡められて上手く構成されている。
ラストは、この先がどうなるのか気になっていたので、
「あれ、ここでおしまい?」というもどかしさがあった。
もう少しこの人間関係を読んでみたかった。
SAINT(セイント) 小学館文庫 全3巻 [本 サ行]
受験のシンデレラ 小学館文庫 [本 サ行]
人生バラ色な、ミチター・ゼミナールの経営者、五十嵐透が、癌の余命宣告を受けて、
経済的な事情もあり、高校を中退した遠藤真紀を、東大に入れようと奮闘する物語。
(ミチターはロシア語で希望とのこと)
読んでいると、本当に東大に合格できそうな気がする(笑)
あと、マーブルチョコ。
小さい時に大好きだったので、無性に食べたくなった(苦笑)
2人の再会時の設定が少々苦しい気もするが、どん底というシチュエーションで会わせる為か。
それぞれの目標に向かう、2人の絆・・
最後の最後まで見守った五十嵐と、それに応えて強く生きていこうとする真紀に感動した。
映画のノベライズらしいが、知らなかった。
著者は『受験は要領』、『MANGAゼミナール 逆転の受験勉強法』なども書いている。
それから、あとがきにあった、『ドラゴン桜』という受験系漫画も、気にしておこう。
小学館文庫
著者 和田 秀樹(わだ ひでき)
2008年3月11日初版第一刷発行
発行所 ㈱小学館
「捨てる」+「アイデア収納術」でシンプルライフをはじめる本 [本 サ行]
「捨てる」+「アイデア収納術」でシンプルライフをはじめる本―さようなら、ゴチャゴチャの生活!
- 作者: ライフスタイル研究室
- 出版社/メーカー: メイツ出版
- 発売日: 2001/04
- メディア: 単行本
物のお手入れや、収納法、リサイクルショップやフリマ、ネットオークションでの売り方が、
イラスト入りで説明されている。
過去に、捨てる系の本を読んでいるので、「売ってみました」の記事以外は、特に目新しい情報はなかったが、
場所ごとの収納アイデアは、見開きで見やすかった。
図解 もったいない-節約のエキスパート- [本 サ行]
図解 もったいない―節約のエキスパート (目からウロコのさんぶん図解)
- 作者:
- 出版社/メーカー: 第三文明社
- 発売日: 2005/09
- メディア: 単行本
役に立ちそうだなと感じた記事よりも、それはちょっと・・という記事の方が多目かな(笑)
P24のステンレスボトル、
P58の新聞紙の結露の部分、
P60の節電タップ、
P66のアンケート、は参考になった。