ふたりのプリンセス (小学館) [本 ハ行]
物心付く前に父を亡くし、兄達に見捨てられ、最愛の母を亡くし、読み書きを覚えて、侍女としてお城で働こうとすれば、
主君になったサレン姫が塔に閉じ込められるからと、一緒に幽閉され・・
いつも怯えて精神的に不安定な姫を支え、身の回りを整え、何故か姫の身代わりも務める、
波乱万丈な、マッカーという遊牧民の娘ダシュティが書いた、日記形式の物語。
サレン姫が心底嫌っている婚約者カザール卿と、当人同士の間で婚約をしたテガス王。
そのテガス王に恋をしたダシュティ。
ダシュティの生きようとする気力、たくましさと対照的に、
サレン姫は、ダシュティが傍にいないと生きていけないような弱さを持つ。
それにしても、幼馴染みやお世話になった人ならともかく、
初対面の人と、塔に幽閉されるのを承諾するって、すごいなあ。
とりたてて盛り上がるところは無かったけれど、すいすい読みやすく、これなら子供も安心して読めるのではないかな。
ふしぎの国のアリス 福音館古典童話シリーズ [本 ハ行]
有名だけど、きちんと読んだことが無いので、手にとってみたが、かなり奇想天外な物語だったのね。
ハートの女王は、残酷なイメージだけがあったけど、アリスの言葉に聞き耳立てて、
にっこり笑って通り過ぎるところは、ちょっと可愛いと思ってしまった(笑)
あとがきにもあるけど、実は誰も首をちょんぎられては、いないみたいだし、
むしろアリスの方が、子供特有の無邪気さで、無自覚ながら他者を傷つけていたような(苦笑)
作品のモデルとなった子がいると知り、アリス・プレザンス・リデルさんの写真を検索。
ディズニーのアリスのイメージで、金髪の女の子だと思っていたら、黒髪の女の子でびっくり!でも、可愛かった☆
花咲く丘の小さな貴婦人 荒野へ、心に花束を抱いて コバルト文庫前・後編 [本 ハ行]
花咲く丘の小さな貴婦人 荒野へ、心に花束を抱いて-前編- (コバルト文庫)
- 作者: 谷 瑞恵
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2010/01/29
- メディア: 文庫
花咲く丘の小さな貴婦人 荒野へ、心に花束を抱いて-後編- (コバルト文庫)
- 作者: 谷 瑞恵
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2010/03/02
- メディア: 文庫
最近に限らず、どうも少女向けの文庫は、巻数(1巻とか2巻とか)が書いてない率が高い。
1巻は、良い。だって続きが出るか分からないから(笑)
でも、2巻以降は、つけるべきだと思う。
今回ふと目に付いた小説も、おかげでそんな失敗をした(笑)
読み始めて、おかしいなと思ったら、この本の前に3冊出ていたのね・・
主人公エリカは、良くある型破り系のお嬢様だけど、クセが無くて割と好印象。
見た目と名前で、オズの魔法使いを思わせる友達のドロシー。
イラストでは男にしか見えない、性格も男らしいイザベラ。
病弱、儚げ。ヒロインよりヒロインポジションな、ロジャー。
空気が読めないのか、あえて読まないのか?どちらとも言えないヴィクター。
一番キャラが掴めなかったが、イザベラとは、上手くいっても友達止まりとみたユージーン。
恐らく一番良い人。ずっと難しい顔していたからか、笑っても眉間に皺がよるローレンス。
正直、この巻だけだと、魅力が伝わってこなかった、エリカの恋人ジェラルド。
話しは可もなく不可もなく。普通の少女文庫かな。
でも、前の話を知らなくても、特に分からないことは無かったので、話しの運び方が上手いんだろうな。
イラストは、構図に多少気になる点が・・
ハイランドの花嫁 ハーレクイン文庫 [本 ハ行]
花より男子 完全版 VOL.20 [本 ハ行]
花より男子―完全版 (Vol.20) (集英社ガールズコミックス)
- 作者: 神尾 葉子
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2006/09/25
- メディア: コミック
自分の意思で、NYに行くと決めた道明寺。
4年後迎えに行くって、宣言しちゃったよ。
つくしの両親も、ほんの少~しは反省したのね。
金さん、あや乃さん。相変わらずの椿お姉さんと、タマさん。
ハリガネアートの吉松くん。順平くんまで出てくるとは思わなかった。
静さんの靴の話が、ここで出てくるとは・・上手いなあ。
最後の最後で、ようやく告白できた和也くん。
やっぱり情けないままの(笑)、つくしの両親と、しっかり者になった進。
最後まで、らしさを貫いたつくし、おめでとう。
番外編で、ようやく美作がメインに!(笑)
そういえば、西門もギリギリ本編で、メイン話あったのに!
おばさん少年って、可哀想・・
面倒見いいし、実は一番、普通で良い人に思えてきた。
これで、おしまい。
長かったけど、もっと続きが読みたいなあ。
3年後の話を、プリーズ!!
花より男子 完全版 VOL.19 [本 ハ行]
花より男子―完全版 (Vol.19) (集英社ガールズコミックス)
- 作者: 神尾 葉子
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2006/08/25
- メディア: コミック
何か、意外とあっさり、海ちゃん退場・・拍子抜け(笑)
ボールぶつかって、記憶が戻るのも漫画らしい。
他の記憶とか、無くさなくて良かったね(苦笑)
まさかの更ちゃん、登場。
常識外れだけど、道明寺のおかげで、つくしと優紀は、救われたんだろうね。
しかし、ケーキ5個は絶対無理(笑)高校時代なら、いけたかな?今は1個で十分!
西門と更、西門と優紀で、それぞれ一区切り。
爆弾発言も、道明寺のおかげか(苦笑)
恋愛対象に見れない宣言受けたけど、できれば、西門と優紀は上手くいって欲しいなあ。
花より男子 完全版 VOL.18 [本 ハ行]
花より男子―完全版 (Vol.18) (集英社ガールズコミックス)
- 作者: 神尾 葉子
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2006/07/25
- メディア: コミック
しげるさんも、ハチャメチャだけど、良い女だよね。
あの衣装は、メリー・ポピンズ?
そして、長文で愚痴るけど、中島海(なかじまうみ)は・・・・
羨ましいほど人付き合いが良くて、邪険にされてもへこたれなくて、マイペースで、天真爛漫。
でも、理由は分からなくても、嫌われているというのは、自覚あるのか。
狙っていないのに、見事につくしの邪魔をしている。あれ、計算だったら、すごい(笑)
そもそも、何をもってして「記憶がいい感じに戻りそう」、なのか(謎)
そして、つくしにわざわざ、道明寺が好き、でもつくしとは友達でいたいって・・それは図々し過ぎるでしょう・・
お弁当のことまで嘘つかれたのに、海ちゃんが原因じゃないって思えるつくしがすごい。
花沢類は、何かを感じ取っていたのか、最初から海ちゃんに敵対心あったなあ。
感情の成長も、早い早い!
こんなだから、悪役を自覚している桜子が、カッコ良く見えて仕方ない。
花より男子 完全版 VOL.17 [本 ハ行]
花より男子―完全版 (Vol.17) (集英社ガールズコミックス)
- 作者: 神尾 葉子
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2006/06/23
- メディア: コミック
花沢類は、考え方もテンポも、本当に独特(笑)
静さんとのことが、終わっていて残念・・
でも、照れた表情が可愛い。
つくしの元気さと、前向きさが羨ましい。
おじさんのポジションは、何となく読めたけど、無欲だなあ(ボール欲しかったろうに)
ところで、和菓子屋さんも、ファミレスも、アルバイトとは言え、
その日の出勤を、その日に決めるもの?稼動表作らないのかな?
ものすごく盛り上がっていても、蚊がいたら一気に現実に戻るよね(笑)
しかし、犯人はシゲルさんだったのか。色々な意味ですごい子だ(苦笑)
花より男子 完全版 VOL.16 [本 ハ行]
花より男子―完全版 (Vol.16) (集英社ガールズコミックス)
- 作者: 神尾 葉子
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2006/05/25
- メディア: コミック
道明寺が、「夜中に大声出すと近所迷惑」みたいに思っていることさえ、すごいと思える(笑)
「思えばこの時期だけだったね」って・・気になるモノローグだわ。
自分の服着てもらって、かわいいって言う道明寺が、可愛い(笑)
今回も、椿お姉さんの暴れっぷりがすごい(笑)
更(サラ)ちゃんは、お菓子大好き、能天気に見えて、自分の微妙な位置を分かっている。
西門は、女を感じさせない、幼馴染そのままの関係を崩したくなかったけど、
更の方は関係を変えたくて、すれ違ったのね。
けじめをつけた優紀、カッコイイ。でも、ショートは似合わないかな・・
1人でNY行っちゃう、つくしの行動力はすごいけど、無謀ともいえる(苦笑)
あいかわらず、タマさん、強い!
花より男子 完全版 VOL.15 [本 ハ行]
花より男子―完全版 (Vol.15) (集英社ガールズコミックス)
- 作者: 神尾 葉子
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2006/04/25
- メディア: コミック
美作ファミリーの女性陣、すごいフリフリ(笑)
優紀も思い込んだら突き進めるタイプなのか。
告白してフラレて、笑顔で頑張ると言えるのは、強くて良いなあ、がんばれ!
自分の所に来てもらうのではなく、自分が相手に合わせるのって、エ〇ミさんみたい。
やっと期限なしで付き合い出せたのに。
つくしは家のお金のことで大変。本当に仕事見つけてこい・・
道明寺にはグレーというものがないのか、確かに憧れる。
花沢類は、かえる好き?
かえるに似てると言う時の顔が、今までのイメージと違う。
すごく嬉しそうというか(笑)