リアル鬼ごっこ２

２０１０年　日本








テンポは前回よりは悪かったが、相変わらず走る走る

運命を変えられる存在、佐藤翼。

翼の妹で不思議な力を持つ、１５歳の佐藤愛。
（パラレルワールドではレジスタンスのリーダー）

チンピラと差し違えて半年入院していた、１８歳の佐藤洋。
（向こうでは、愛と良い雰囲気）

鬼の話を信じられないが、次第に翼に惹かれていく２１歳の看護師、佐藤美沙。
（向こうでも気が強いが、環境からか、よりサバサバしている）

容疑者翼の荒唐無稽な話に何だかんだ付き合ってくれた、２４歳の刑事、佐藤明。
（向こうでは見た目ワイルドだが、性格はあまり変わらないかも）

明の上司の警部。
（パラレルワールドでは独裁者であり、鬼を作り出した将軍）

獣と人間を掛け合わせて作られた、生物兵器の鬼。

前回ほど鬼が怖くなかった。
色々なセンサーを持っているのに、すぐ近くに隠れている時には働かないんだ。

面識のない人間に、背後から押さえられ茂みに引き込まれ、突飛な話を信じろと言い、
部屋で勝手に飲み食いされるわ、服をよこせだ、そりゃ通報されるわ・・

同一人物同士の運命が連動しているなら、どちらに鬼を送っても危険では。
将軍の最期は、多分誰もが予測できただろうね（笑）

最後は、飛行船と電光掲示板がある封建制度時代の、自警団の愛の元に飛ばされた。
もうコメディとしか思えない（笑）

今回もエンディングの歌は良かった。
主題歌「△」
歌　Ｈｉｇｈ　Ｓｐｅｅｄ　Ｂｏｙｚ

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リトルショップ・オブ・ホラーズ

原題　「ＬＩＴＴＬＥ　ＳＨＯＰ　ＯＦ　ＨＯＲＲＯＲＳ」
１９８６年　米







植物まで歌い出すとは思わなかった（笑）

花屋のドジな従業員で、有名になっても奢らない、シーモア・クレルボーン。
サドの彼氏がいるが実はシーモアが好きな、花屋の従業員オードリー。
血を好む吸血花で、宇宙から来た“ワル”、でも電話をかける姿が可愛い、オードリーⅡ

ミュージカルが始まると、いつも出てくる狂言回し的な存在の、３人組の女性。
ダウンタウンの、売れない「スキッド・ロウ花店」の店主、ムシュニク。
オードリーの彼氏で、サディスティックな歯科医、オリン。

オープニングから、いきなり明るいミュージカル！
しかも、あれ？ホラーじゃなかったの？というくらい全編明るい雰囲気（笑）
正直、ミュージカル映画はそんなに好きではないけど、これは楽しめた。

古い映画にしては、オードリーⅡの作りがしっかりしているし、細かいところまで動くね。
今ならＣＧで作られるのだろうけど、この方がかえって味があって良いなあ。

ムシュニクに犯行がばれて、取引を持ちかけられた時の、３人組の見せ方が好みだった。

割とオススメな映画です。

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ロフト

原題　「ＬＯＦＴ」
２００８年　白（ベルギー）








友人仲間５人の秘密の部屋

口説くに値する女性を吟味する、ロフトを造った建築家、ビンセント・スティーブンス。
（妻、バーバラ　浮気に気が付いていないようだが、戸惑っている？）

気弱な性格だが、内緒でロフトに隠しカメラを設置した、ビンセントの親友、ルク・セイナーバ。
（妻、エルシー　糖尿病を患っている）

女好きでアル中だが、奥さんがいないとダメな、陽気な男、マルニクス。
（妻、ミリアム　愛想尽かして出て行った）

真面目で、浮気が本気になるタイプの精神科医、クリス・オードリブ。
（妻、エレン　夫の浮気を感づいてる）

サドで薬中だが、１８歳の妹シャロンを大事にしているクリスの義父兄弟、フィリップ。
（妻、ビッキー　建設王ティビルゲーンの一人娘）

クリスの患者だったが、亡くなった、ソフィー・マライ。
ソフィーの姉で男運が悪いと自覚している、“市長の個人的な助手”、アン・マライ。
愛する人に別れを告げられた翌日、ロフトで死亡していた、大胆で一途な女性、サラ・ドッポルト。

複製不可能な鍵、警報機は切られ、凶器も部屋の中にあるとなれば、犯人は５人の中に・・

ベッドに書かれた血文字のラテン語は、「ファトム　ノス　ユンゲビット」、
「運命が我々をリンクするだろう」と書かれていたが、
実は間違った部分がある（あまり精通していない人間が書いた）

５人ともダメダメ男だけど、誰が一番ダメな奴か、甲乙付けがたい（笑）

誰が犯人なのか、最後まで読めなかったが、
登場人物の人間像が良くないからか、いまいち面白くなかった。

ラスト時のクリスは離婚していたのかな？
いずれにせよ、成長の跡があまり感じられなかった（笑）

建物や景色は素敵だった。

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Ｒｅｔｕｒｎｒｅ リターナー

２００２年　日










画面が全体的にセピア調

戦いの未来を変える為に来た、直情型の少女ミリ。
幼馴染を殺した溝口を追っていた、銃の使い手、みやもと。
終始切れている、上司も部下も、大切にしない、中国マフィアの一員、溝口。

何だかんだ、面倒見の良い情報屋、謝。
銀色のＥＴかと思った、迷い子のダグラ。

首の爆弾の件は、とっさにあれだけの嘘を良く付けたものだ（笑）
ミリとみやもとが、良くある様に恋に落ちずに、相棒のままでいたのが良かった。

すっかり忘れていたけど、ミヤモトの死亡写真の件は、そうだったのか。
あのシーンは、ミリの姿を装った誰かだと思っていた。
足を洗うと言っても、護身用の銃くらいは持っていた方が良いよ、絶対。

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ラスベガスをぶっつぶせ

原題　「２１」
２００８年　米










“勝ったぞ　チキンディナーだ”

数学の天才、ハーバード大学医学部を目指す為に、学費３０万ドル必要な、ベン・キャンベル。
ブラックジャック必勝法チームの一員、ベンの憧れの女学生、ジル・テイラー。
かつて“カウント”で稼いだことのある、割と身勝手な、ミッキー・ローザ教授。

ミッキーを追い続けている、カジノの取り締まり屋、コール・ウィリアムス。
ヒロインはジルだけど、アジアンビューティーで可愛い、メンバーの一員、キアナ。
地味だけど、こちらも割りと良い味を出していた、メンバーの一員、チョイ。

マサチューセッツ工科大学の学生達が、実際にカジノで荒稼ぎした話を映画化したらしい。

最初の山羊と新車の選択肢や、カードを覚える件で既に理解をあきらめました（笑）
３０万稼いだら止めると言いつつ、やはりそこで終われないのが人間。
親友との関係を、おろそかにしてしまうのは読めたけど、やはり悲しいよね。

それにしても、大金を、屋根裏に隠すだけ、しかも、むき出しのまま置いておくのは、どうかと思う・・

結局、お金は手元に残らず、殴られて痛い思いもしたけれど、友情は取り戻せたのね。
その過去話で、奨学金、貰えたのかな？

ボストンとラスベガスの、地味さと華やかさの対比が面白かった。

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レイジング・ケイン

原題　「Ｒａｉｓｉｎｇ　Ｃａｉｎ」
１９９２年　米










どうみてもジェニーが一番悪い人に見える

娘大好き、育児休業中の専業パパで、多重人格者のカーター・ニックス。
夫が育休中の稼ぎ頭、旧姓を使っているのか？女医の、ジェニー・オキーフ。
カーターとジェニーの娘、エミー。

悪い事は一手に引き受ける（と言うか悪の部分そのものだけど）カーターの双子、ケイン。
元恋人のジェニーが忘れられない、ジャック・ダンテ。
カーターの友達でサムの母親、カレン・ボーマン。

多重人格者は、幼少期の～という定番だけど、カーターの父の博士は、
それを研究として、育てるところから入ったのね。
カーターが元々の人格で、ケインが悪の部分、ジョッシュが７歳の子供、マーゴが女性。

ケインは人殺しだけど、父親の育児研究の犠牲者でもある。
だけど、ジェニーは普通に育ったんだよね？
子供の面倒を良く見る父で、夫として特に問題ないように見えるのに、元彼と一線を越えるって・・

しかも、独身時代、患者の夫（ジャック）と良い仲になって、闘病中の奥さんの前で抱き合うし・・
眠っているだろうという、安心感があったのか？
それを目撃したのが引き金で、奥さん、心臓発作起こしたのかな？

それに、勝手に人の部屋に入って、プレゼントとはいえ置いてくるのって非常識・・
まあ、プレゼントは、絶対間違えると踏んだけど、名前を表に書いてあったのに、間違えるとは（笑）

同じ夢落ちが、２回繰り返されるのは、どうかと。

ジェニーの不倫を目撃したシーンで、やっとケインが空想の人物だと分かった。
で、トイレから出てきた子供は、ジョッシュだったのね。

結局、「ボムジー」って、どんな意味だったのか？

ラストに出てきたのは、マーゴ？それとも、女装しただけ？
あんなに近くにいたのに、ジェニーが気付いていないようなので、もしかして、エミーにしか見えてないとか？？

大好きな元彼と、よりを戻し、娘もジャックに懐いてくれる。
何だか、不倫ばかりしたくせに、最後１人勝ちのようで腑に落ちない・・

タグ：映画 サスペンス レイジング・ケイン

リアル鬼ごっこ

２００８年　日本










見ているだけで息切れしそうなくらい、長距離を走り続ける映画

逃げ足や身のかわしは超一流！不良だけど正義感を持つ、巻き込まれ型主人公、佐藤翼
兄の意思は無問題？特殊な力を持つ、翼の妹、佐藤愛
育ってきた環境で、１番性格に差が出た、根は良い奴、佐藤洋

アル中だが、パラレルでは手榴弾を作ってしまう翼達の父親、佐藤輝彦
胡散臭さ抜群、救いようがない悪役の医者（王様）
ダースベイダーとショッカーを、足して２で割ったような感じの鬼達。

鬼ごっこに、ちゃんとルールがある割りに、ＧＰＳで対象の位置が分かるなんて、ずるい。
あと、サイレンと放送で始まるのが、かえって怖い。
「元気いっぱい逃げてください」って、無茶言うな！！

主人公は、あの世界を救うと、また他の世界に飛ばされるのだろうか？
延々と、戦いに身を置くことになるのなら、可哀想過ぎる・・
妹さん、お兄ちゃんを平穏な暮らしに戻してあげて・・

高所恐怖症の原因とか、パンダのマスコットとか、伏線もちゃんと回収されていた。
屋上（高い所）も、キーワードなのか、同じようなシーンがあって、２回とも手が離れるのって、珍しいかも。
まあ、女の子の細腕で、成人男性２人分の体重を、支えきれるわけないしね。

残酷なことには変わりないけど、描写は比較的控えめ。
ストーリーはともかく、テンポとエンディングの歌は良かった。

今度は原作を読んでみよう。

主題歌　「リアル鬼ごっこ」
歌　ＫＯＴＯＫＯ

タグ：ホラー 映画 リアル鬼ごっこ

臨死

原題　「ＴＨＥ　ＩＮＶＩＳＩＢＬＥ」
２００７年　米










自分が生と死の狭間にいることが分かったら？

とばっちりで暴行され、森に捨てられた主人公、ニック。
家庭環境が悪いために、グレてしまったヒロイン、アニー。
出てくる若者達も、結構、自分勝手。

裕福で優等生なニックも、早くに父を亡くした母子家庭で、
自分の将来を管理しようとする、母親への不満や、その愛情への疑いがある。
それは、自身が行方不明になったことで、嘆き悲しむ母親を見て解消されるけれど。

アニーは、母親（義理のかも？）との確執、父親への不信があり、素行も悪い。
一方、弟への愛情もあるが、普通の人間で、特別な力は見当たらない。
それにしても、終盤の彼女の体力は、並みじゃない！

映像と音楽が良かった。
ストーリーも悪くは無いが、突っ込み所が多い
でも、割りと面白かった。

・ヒロイン役のマルガリータ・レヴィエヴァさん、結構美人だった。
・不良少女の兄弟って、弟の確率が多いと思う。
・ダムの放水が分かっているなら、先に電話して止めるべき。
・意識不明の重態患者は、衣服を着せては貰えないもの？

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レミーのおいしいレストラン

原題　「RATATOULLE（ラタトゥイユ）」
２００７年　米








ねずみとレストランという、本来あってはならない組み合わせ！

人間の言葉を理解できるねずみ、料理の天才レミー。
料理が苦手、でも髪の毛で操縦可能な、リングイニ。
典型的な、でも憎みきれない悪人、スキナー。

リングイニの教育係、勝気なコレット。
血色の悪い、料理評論家イーゴ。
幽霊なのか、レミーの空想なのか、料理を愛するシェフ、グストー。

ねずみが、たくさん出てくるシーンがあるので、嫌いな人は見てはいけません（笑）
特に、ねずみが吊るされているところが、リアルで怖かった・・

キャラクターの動きや、映像は流石ピクサー！
物語に、あれもこれもと、詰め込み過ぎな感はあるが、楽しかった☆
衛生局が入って、店が潰れるくだりも、別な意味でリアル（笑）

発砲しすぎの、おばあちゃんと、
店内を、ローラースケートで走るフロア係が気になった。
まあ、映画だからね。

原題の「ラタトゥイユ」は、南仏、プロヴァンス地方の、野菜煮込み料理のこと。
何故、ラタトゥイユなのか？
それは、お袋の味が必要だったからだ（笑）

タグ：映画 アニメ レミーのおいしいレストラン ＣＧ